経営者の皆様ぜひBCPの活用を!

新年あけましておめでとうございます。とはいうものの、三が日の様々な不幸に心を痛めております。先程X(Twitter)にポストしましたが、書ききれないためこちらにも記します。

まずは石川県をはじめとした北陸地震の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。東日本大震災を経験している私として、今がつらい状況は痛いくらいに想像がつきます。傷の癒える時間は人それぞれですが、希望を捨てないで強くあってください。

ところで、弊事務所で力を入れているのがBCP(事業継続計画)です。地震や噴火などの災害、感染症の蔓延、大規模で長期的な停電などから、主要業務をいち早く立ち直らせる計画をいいます。

リスクマネジメントに積極的な経営者の皆様は、BCPには補助金が下りたり補助金の加点があるので、進んでBCPに取り組んでいます。

中小零細企業であると、「そんな計画を高い料金で作っても、災害が起きないと無駄な投資になる」という経営者もおります。何度も繰り返しますが、大規模な災害はいつかは「必ず」やってくるもので、出費は補助金で半額以上をまかなえます。東日本大震災もかなり風化しました。被災地にいて被災者としてそう思っています。

この北陸地震を他山の石とせず、ぜひ計画を作りましょう!行き当たりばったりでは遅いです。弊事務所では数年単位での支援も行っており、避難訓練や図上訓練を年一回以上行った上で、トライ&エラーを繰り返しながらサポートしてまいります。初めから完璧は無理ですので、弊事務所が伴走者となって、リスクを想定し被害を最小限に抑えるお手伝いをさせていただきます。

長くなりました。ここまで読んで、ご興味があれば見積もりをお出ししますのでご検討ください。

BCPの流れ

1.災害リスクの把握と分析

 施設の所在地、社員や利用者、従業員のお住まいによって災害リスクは異なるものです。全国的には地震を考慮する必要がありますが、海の側では津波災害、川の側では河川の氾濫などがあげられます。また近年は感染症対策も重要です。

2.万が一の想定

 電気・ガス・水道が使えないことによる対応を考える。地震災害などではまずは身を守り、津波に備えた避難計画を策定します。災害時の備蓄品は用意されているか、どのくらい準備すればよいか。収入が止まっている期間に時宜行書を運営できる資金を準備しているかなどを、あらかじめ考えておきます。

3.緊急事態発生時の対応を考える

 BCPの発動宣言基準、行動基準、避難場所、避難方法択の確認。

 災害等が発生したときに、最低限継続する業務の選択

 ・自治体、他企業との連携体制の構築や確認

 ・感染症が発生したときの対応の確認

 連絡体制、安否確認etc

4.緊急事態に対応し、BCPの終了宣言

 人命最優先の上で、最低限継続した業務が安定してきたら、BCPの終了を宣言する。

以上がBCPのおおまかな流れとなります。

 リスクを考えれがキリがありませんが、備えあれば憂いなし。素早い対応が御社の被害を最小に抑え、計画の立案をしていることで対外的な評価が上がります。

 弊事務所では、御社の経営内容や業務内容、立地などを考慮した上で、御社の担当者様と打ち合わせをし、実際に現場を見て支援をさせていただきます。また、金銭的にも大きな負担のないリーズナブルな金額に抑えており、立案する計画もスマートなものとすることをお約束いたします。また、見積もりは分解した分かりやすい見積として提示し、納得していただいた上での契約となります。

 興味のある事業所様は、お問い合わせフォームまたは弊事務所まで直接電話などを頂戴できれば、代表が説明させていただきます。

リスクマネジメントの一つとしてのBCP

事業継続計画とは?

 自然災害をはじめ企業の存続に影響するような災害、事故、事件などが発生した場合を想定して、企業存続のための対応計画を「事業継続計画」(BCP)といいます。防災訓練は、災害時に従業員の生命と会社の財産を守ることが主な目的で、BCPは人命や会社財産の確保のみならず、事業の復旧、取引の継続などを含めた総合的な計画です。

中小機構HPより